奇跡のリンゴ

2008 11 21
新聞の広告欄に

ニュートンよりも、
ライト兄弟よりも、
偉大な奇跡を成し遂げた
男の物語。
「奇跡のりんご」


という気になる文章を見つけました。
そのサブタイトルに惹かれて、購入して読んでみると、なんともエコな内容なのです。

プロフェッショナル 仕事の流儀 2007/12/07 放送
番組サイト:http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/061207/index.html

にてNHKで番組が放送され、それが話題を読んで書籍化されたという。

この木村秋則さん(57)、表紙にも写真が載っていて、見るからに「気さくそうな農家のおじいさん」という印象です。

この本はタイトル通り、すごい事を成し遂げた木村さんの半生を描いたノンフィクションです。

りんご農家に生まれて、一旦はサラリーマンとしての道を歩むが、同じりんご農家のお嫁さんの実家に婿養子として入ってしまったが為に、再び農業に戻ってしまいます。

この本を読んで初めて知りましたが、りんごというのは農薬を撒かなければとても売り物にならないというのが、農家の常識だそうで、その農薬を撒く時に、自分自身にも農薬がかかってしまう。
もちろん、奥さんもりんごの畑を管理する為に農薬を撒かなければならないのだが、この奥さんが農薬に敏感で、すぐに皮膚がかぶれていたそうです。
木村さんは、奥さんの為にも農薬を使わない方法は無いのかと、日々悩んでいるところに、偶然、とある一冊の本を買う羽目になったところから、この人の人生が大きく変わっていくのです。

りんごの無農薬栽培は未だかつて誰も行った事のない事で、この木村さんが9年の年月をかけてそれを成し遂げたところは、何ともこころがあったかくなりました。

表紙の裏にはこんな文章があります。
「りんごの木はりんごの木だけで生きているわけではない。
周りの自然の中で、生かされている生き物なわけだ。
人間もそうなんだよ。
人間はそのことを忘れてしまって、
自分独りで生きていると思っている」

木村さんの言葉です。

こういう気持ちを全人類が持っていれば、もっと地球は良くなるはずだと思います。


新聞の欄外広告に、

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